理事長紹介・スローガン

理事長所信

 

はじめに

人生は機の連続である。いつの時代も青年達が機を積極的に活かし、時代を動かしてきた。それは、当たり前を疑い、イノベーション、何か新しい事に挑戦しようとする機を探し続け、勇気を持って一歩を踏み出す場所に集うのは、いつの時代も青年達だからである。

打算で物事を考えるのではなく、己の損得を取り除き、そこに残る「志」を決断の拠り所にして、今という時代を見つめよう。「世の為、人の為」と願い続け、時代を直視すれば、私達の大切な郷土の為に、何をするべきか、どこへ進むべきなのかを見出し、この地域の未来を動かす機会を手に出来ると信じている。

1972年、一般社団法人つくし青年会議所は「自然と歴史と人間との調和~つくしは一つ~」を設立スローガンに掲げ、志高い青年達が集い設立された。この47年は、多くの先輩方がこの地域の未来のビジョンを描き、英知と勇気と情熱をもって全力で行動し続けた歴史である。2018年10月に那珂川町が市制施行された事により、筑紫郡という名称が公文書から消滅する。だが、私達の強みは行政区分に捉われずに、この地域の発展を考え続けている事には変わりはない。「つくしは一つ」という原点を強く意識し、行動を起こし続けよう。私達が、この想いを強く抱きながら、JC運動・活動に取り組む事により、筑紫地区(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市)が明るい未来へ向けて前進すると信じている。

「JCしかない時代」と言われていた時代から、「JCもある時代」と言われる今、私達は更なる進化が求められている。私達は、JCの価値を更に高める為に、私達がやりたい運動のみに取り組むのではなく、筑紫地区にどのような問題が存在し、どのような事で困っている人がいるのか。この地域の未来を見据えた時に、どのような進化が必要なのかを常に問い続け、行動に移さなければならない。地域に根差し、運動を続けてきたつくしJCとして、この地域を調査・研究し、運動を展開していくと共に、どんな困難や試練があっても、青年としての役割と責任を果たすべく、仲間と共に助け合い、ひたむきに取り組み、一つひとつの壁を乗り越え続ける事。こうした行動の積み重ねによって、JCの価値が高まり、市民から更なる信頼が集まる組織へと進化出来ると信じている。

「何の為、誰の為」に行うJC運動なのかを今一度見つめ直し、確信をもって行動を起こそう。

つくしの地の未来

「明るい豊かな社会の実現」。私達の運動が追い求めているこの地域の未来の姿である。

つくしJCの今を預かる私達は、筑紫地区が遠い未来どのような地域になっているかを知る事はない。だが、この地域がこうなっていればもっと良くなるのではという想いを持って、自ら最前線に立ち、どのような状況でも諦めずに、未来を信じて、ひたむきに運動を起こし続ける事は出来る。

少子化による人口減少、高齢化による社会の活力低下、そして労働人口の減少。全国各地でこれらの問題に対し、様々な対策が考えられ、試行されている。その対策の一つとして、革新的な進化を遂げている人工知能を用い、今まで人間がやっていた単純な労働や、判断を必要とする仕事にまで、機械やロボットが代われる時代を迎えようと、日々進化を続けている。

では、新しい時代に生きるために必要な能力とは何であろうか。

テクノロジーが発達してくれば、異なる言語や身体の障害等は、コンピューターが補完する事が出来る時代となり、各自の能力の差が小さくなると言われている。だが、コンピューターは、統計に基づいて全てを判断する為、「実行する」、「実行しない」を判断する際に、リスクを取って実行をするという決断が出来ないという欠点を持っている。

テクノロジーが進化した後、人工知能の判断にすべてを委ねれば、過去の統計に基づいて、安全に生きて行けるのかもしれない。だが、それでは、人工知能の計算の中だけで生きる没個性の人材になってしまう事も考えられる。

魅力ある地域には魅力ある人財が不可欠である。自分の「これが好きだ」「これがしたい」という感覚を信じ、失敗も成功の糧として、多様な経験重ね、新しい事へ積極的に取り組もうとする活力ある人財が、地域の発展には必要である。自分にこだわりを持ち、高いモチベーションとチャレンジ精神を持った人財がこの地域に溢れた時、「多様な価値観が共存するまち」として、筑紫地区が「明るい豊かな社会の実現」に向けて進化していくと信じている。

誇りあるJAYCEEとして

「明るい豊かな社会の実現」に向けて、多岐にわたって運動を展開し続けている青年会議所は、40歳までの青年経済人の組織であり、かつ単年度制でリーダーが変わるという特色を持っている。これは、他の組織とは異なり、常に新しい視点で地域を捉え続ける事が出来る唯一の組織である事を意味している。

私達は、ひとづくり、まちづくりについてのみに取り組んでいる専門家ではない。だが、メンバー一人ひとりが各分野でプロフェッショナルである経験を活かし、独自の視点で見つめる事で「当たり前」さえも疑い、1年という限られた時間の中で、情熱をもって活動を行えるという強みを持つ組織である。だからこそ、JC運動は停滞する事なく、地域を発展させる起爆剤となり、地域に新たな価値観を創り出し続けてこられたのである。

先輩方の功績は、どのような困難が待ち受けようとも、メンバー一人ひとりが情熱を持って取り組めば、人の意識さえも変える事が出来るという事を示してくれる、私達の誇りである。JCの為のJC活動をするのではなく、「世の為、人の為」、地域の未来の可能性を信じ、誇りあるJAYCEEとして運動を起こそう。

出向について

JCは、次代を担う青年達が集い、地域や企業の良きリーダーになる事を志し、自ら修練の機会に向き合い、切磋琢磨を積み重ねる事で成長を果たす場である。新たな事に挑戦をする際、簡単にアイデアや方法が浮かぶものではなく、その為には視野を広げる事が必要である。視野を広げるには、様々なものを見たり、感じたり、情報を得る方法は多様にあるが、最も早く身に付ける方法は、体現しているメンバーの近くでその姿を見る事ではないだろうか。人は人でしか磨かれない。2019年度多くのメンバーで日本JC、九州地区協議会、そして特に福岡ブロック協議会へ出向し、皆で大きな進化を遂げよう。

2019年度、福岡ブロック協議会の運営専務、そしてアカデミー委員長をつくしJCから送り出す機会を得た。JCをこなそうと思って取り組めば、これを無意味な機会に終わらせる事は簡単である。だが、これを成長の機会として捉えれば、出向するメンバーをはじめとした多くのLOMメンバーの成長に繋げられる好機である。つくしJCを代表して出向してくれるメンバーを全力で支援するべく、そして、メンバーは自身の大きな成長の機会を得るべく、一人でも多くのメンバーに決断の一歩を踏み出してもらいたい。2019年度の一人ひとり成長が、新たなる飛躍に向けた一歩になると信じている。

情報戦略局

スマートフォンが普及し、多くの情報が溢れている現代。情報はインターネットを通じて気軽に膨大な量を入手する事が出来る時代を迎えている。メディアリテラシーの重要性が高まる中、私達は常に受信者にどのように伝わるのかを意識し、一人でも多くの市民の共感を生み出すべく、伝えるべき事を整理すると共に、正しく伝える事を追求していかなければならない。

私達が取り組む運動は、JAYCEEが最初の一歩を踏み出す活動から始まる。そして多くの市民が、私達の描く未来に共感し、参画する事により、その効果が高まり、運動へと進化していく。だからこそ、広がりのある運動を展開して行く為には、一人でも多くの市民から共感を頂けるように、「何を伝えるのか」を追及し続けなければならないのである。メンバーが情熱を持って運動を展開し、さらに多くの市民の方々や賛同者の方々に想いを拡散し、新たな「共感」を生み出す事で、伝播の波紋がこの地域に浸透する。私達の運動に共感する人を増やしていく事により、地域の方々の心の中に、つくしJCが形成され、ブランドの確立に繋がるものと信じている。

私達の情報を発信するに際して、様々な媒体を活用しているが、最も私達の考えを示す事が出来る機会は、私達が起こす運動である。近年、つくしJCが起こすJC運動の精度向上には、運動を組み立てる議案の精度向上による効果が大きいと感じている。そして、これは近年継続して下支えしてきた、毎月の議案審査が寄与していると考えている。「明るい豊かな社会の実現」に向けて、市民意識変革団体として、JC運動の効果を更に高める事を求め続け、多くの共感を招く事が出来る様、議案作成や確認のスペシャリストを養成し、私達の運動の更なる進化を求めたいと考えている。

私達の考えが地域に伝播し、つくしJCに対する市民の方々の認知度、信頼度が向上すれば、私達の運動の可能性はさらに高まり、メンバーの活動意欲の向上に繋がるはずである。 そして、多くの人々の共感を招き、果敢に挑戦し続ける人財がこの地域に増える事により、私達の運動は更なる進化を遂げられると信じている。

総務委員会

私達の運動は、市民の意識変革を起こすものであるが、その礎となる青年会議所の堅実な運営なしには、社会にインパクトを与える事は出来ない。入会3年目未満のメンバーが増えている今、一般社団法人格として定款や諸規則の遵守のみではなく、社会人としてのルールやマナーなどの些細な事も疎かにせず取り組む事により、堅実で締まりある運営が行われ、魅力溢れる組織へと進化すると信じている。組織の充実化、活性化を図るべく、総会や例会の堅実な運営と例会の出席率の向上に拘りたいと考えている。

JCが大きな運動を起こせるのは、1+1を3にも4にも進化していける組織だからに他ならない。そして、それを可能にしているのは、メンバー同士が各委員会の活動に共感し、惜しみない協力をするからである。JAYCEEの共感を生むには、同志の顔を直接見て、握手を交わし、想いに共感する時間が不可欠である。だからこそ、JC運動にとって、その節目となる総会や月に一度しかない例会は貴重な機会なのである。

LOMメンバーが一堂に集まる例会という機会は、事業前のこなすだけの50分ではない。つくしJCがどのような方向性に進もうとしているのか現在地と目的地を共有する事や、メンバーがつくしJCに所属している意識を持つ為の大切な時間である。その場にいるメンバーの思考も感情も、すべてその瞬間のみ、そこにあるものであり、翌月、翌週、翌日に同じメンバーに会ってもその想いを共有する事は出来ない。機会はその一瞬にしかないのである。担当委員会には、LOMの大事な時間を担っている意識を持って心を込めて取り組んで頂きたい。そして、この時間を経て、更にメンバーの活動への意識を刺激し合える時間になるよう、全メンバーで取り組みたいと考えている。

効率化、合理化ばかりが言われる今だからこそ、丁寧に物事と向き合う時間を作り上げてほしい。普段、忙しく過ごすメンバーの多くは、日々多くの物事を同時並行で行っているだろうが、本当に大切な事は目の前の一つひとつの事に集中する事である。そうする事で自分自身を大切にし、日々を丁寧に生きる事が出来る。それは、共にいる人を思い遣り、大切にするという意識に繋がり、自身の価値観のみではなく、多様な価値観を受け入れられる人財に繋がると信じている。

つくし人育成委員会

情報化社会の著しい進化により、世界中の情報がインターネットを通じて簡単に得られるようになり、人との関わりもインターネットを通じて簡単に作る事が出来るようになった。便利な時代を迎えたものの、簡単に得られるが故に、人と人の関わりが軽くなり、情報は正確、不正確が混在して溢れている。このような時代だからこそ、正確な知識を蓄積するのみではなく、どのような原体験を経験し、どのような思想や美意識に基づき、どのような判断の基軸を持って生活しているかが、未来を担う人財へと成長していく上で重要なものとなっているのではないだろうか。

2011年に設立40周年運動方針として、「きょういく(教育・共育・郷育)を基とした人財の育成」を発表し、この運動方針を基に、筑紫地区に対する更なる愛着心と誇りを醸成するべく、内容に創意工夫を繰り返しながら、事業を展開してきた。「つくし寺子屋5原則」や「礼節」・「自立」・「共助」・「郷土愛」・「感謝」の心を育む教育方針や日本人が持つべき素晴しい精神性(正直・感謝・思い遣り)を基本とした「きょういく」は、参加した多くの子供達の成長の機会を生み出す実績を積んできたと考えている。特に、近年のつくし寺子屋では、筑紫地区外を知り、その上で筑紫地区を学ぶ機会は、「郷土愛」について考える機会を創出し、今、手にしている当たり前の生活が当たり前なのではなく、家族をはじめとした多くの人達のお蔭で成り立っている事を体感し、周りの人々への「礼節」や「感謝」の心を育み、「共助」の実践、そして「自立」の心を育む機会に繋がったと考えている。

つくしJCが取り組む人財育成運動を更に進化するあたり、事業の波及効果や新たな価値の創造を追求したいと考えている。いつの時代も、社会を作っているのは人である。そして、時代を進める新たな発想や新たな技術は、人間に無限の可能性を与える想像力(イマジネーション)や創造力(クリエイティビティ)から生み出され、今日まで私達の生活は進化を遂げてきた。人工知能の進化と共に、人間が求められる能力は変化してきているが、無から有を生み出し続けてきた人間の価値が変わる事はない。筑紫地区を愛し、自由な発想でこの地域を捉え、高いモチベーションとチャレンジ精神を持って行動できる自立した大人達がこの地域に溢れた時、この地域は更に活力を増し、発展を遂げられると信じている。

輝けるまちづくり委員会

JCが取り組むまちづくりとは、単発でイベントを行い盛り上げるものではなく、しっかりと未来を見据え、市民の意識を変革する行動を重ねていく事により、道を切り拓いていくものでなければならない。この地域を更に魅力的に輝かせる為、まちづくり運動に取り組んでいきたいと考えている。

私達は、2013年度より「つくしスポーツ振興計画」を推進し、ラグビーに焦点を当てた事業を行ってきた事で、「スポーツが盛んなまち」という素晴しい文化となる新たな魅力を生み出し、筑紫地区は一層魅力ある地域に進化を遂げる事が出来たと感じている。本年度も引き続き、「つくしスポーツ振興計画」を推進し、更に魅力ある地域へと進化を進めたいと考えている。

スポーツは、多くの人が好むものであり、「する」「見る」「支える」等、様々な関わり方が出来る素晴らしい文化である。特に、年齢・性別・身体的条件に関わらず、共に同じ時間を過ごす事により、直ぐにコミュニケーションが図れる事は、スポーツという文化が持つ力として特筆するべきものである。

近年、様々な違いを受け入れ、個性の違いを積極的に活かすダイバーシティマネージメントの重要性が取り上げられている。地域の発展を考える私達は、多様な視点から見える価値観を意識し、多様な価値観が共生できる社会の形成を推し進めていく事が、必要なのではないだろうか。スポーツという文化が持つ力を最大限活用し、あらゆる人々の人生を豊かなものに出来る筑紫地区を目指し、スポーツを通じたまちづくりを更に進めて行きたい。

また、2019年はつくしJCが6年間焦点を当て続けてきたラグビーワールドカップ2019日本大会が開催される年である。一生に1回の事になるかもしれない貴重な機会に、高いモチベーションを持って向き合おう。筑紫地区内の少年ラグビーチームや多くの協力を頂いている方々と共に、春日市のキャンプ地を盛り上げ、ラグビーワールドカップ2019日本大会を支える気運を高める運動を展開する事により、筑紫地区全体にスポーツという文化が更に広げられると信じている。

つくし文化発信委員会

地域の発展には、この地域に生まれた人、住む人、関わる人等、多くの人々がこの地域に愛着を持つ事が必要であり、更なる発展をしていくには、知らなかったこの地域の良さに気づく事や、新たに地域を魅力的にしていこうという積極的な想いを抱く人達の共感を生み出していかなければならない。

筑紫地区は古来、美しい自然と悠久の歴史を持つ魅力ある地域として知られている。

筑紫地区を見渡してみると、福岡市のベッドタウンという面ばかりに目が向きがちだが、一大温泉地として栄えた「二日市温泉」、日本最古の寺「武蔵寺」、そして福岡県下、有数の観光地である「太宰府天満宮」、4番目の国立博物館である「九州国立博物館」。そして、一転目を向けてみれば豊かな自然があり、更には豊かな自然が楽しめる公園・キャンプ場など、様々な施設が点在し、「自然・歴史・文化」など多岐にわたり、この地域の魅力を体感出来る場所を挙げる事が出来る。

私達はこのような筑紫地区の顔をどれだけを知っているのであろうか。改めて考えてみるとそのような疑問が湧いてくる。であるならば、我々は今一度立ち止まり、自らの住み暮らすまちの「現在」を見つめ直さなければならないのではないだろうか。先に述べたように、歴史を学ぶ事は、未来を紡ぐ為の必須条件だが、同時に、現在を知る事もまた、未来を紡ぐ為の必須条件であると考えている。改めて筑紫地区のまちの風景を見つめ直し、その風景からこの地域が今持っている魅力や未来の可能性を探究してみたい。

人口が減少し、経済の縮小が見られる全国の地方都市では、地方創生の手段の一つとして、外国人観光客のインバウンド消費を狙った取り組みが行われている。特に、外国人観光客を狙った発信は、メジャーな観光地ばかりではなく、マイナーな場所にまで観光客を呼び込み、近年は、海外の情報から日本にある地域の魅力を知り、その魅力を体感する為に、日本人が訪れるという現象にまで発展している。

この地域には、自然、歴史、文化、ある意味では筑紫地区に住む人々もこの地域の素晴しさを伝える一つの要素として挙げる事が出来る。筑紫地区全体を「つくしは一つ」として捉え、私達はどのような対象者にどのような情報を拡散する事で、筑紫地区の魅力を発信できるのかを考え抜き、この地域が持つ付加価値を高めていきたい。

自身にとっての当たり前の物事の価値は気づきにくいものであるが、時には人からの評価により、その価値に気づかされ、やがて愛着へと繋がっていく。この地域への郷土愛や愛着心が醸成される事により、この地域が持つ魅力ある文化が更に発展していけるものと信じている。

会員拡大委員会

JCが40歳までと限られている以上、会員を拡大し続ける事は私達に与えられた永遠の使命である。一人でもメンバーが増える事により、新たな発想と行動の可能性を増す事が出来る。近年のつくしJCはメンバーを増やしているものの、全国に目を向ければ急速にメンバー数が減少しており、一人ひとりが圧倒的な危機感を持って会員拡大に取り組む事が求められている。

私達の運動を市民に広げていくには、当然の事ながら数が多い方が有利である。しかし、ただ単に数が多ければ良いというものではなく、価値観を共有したチームとして機能していなければ、その優位性を活かす事は出来ない。人の考え方は、一人ひとり異なる。だが、各々が己の考えのみを基軸に置いて行動してしまえば、どんなに有能な人の集まりでもチームとしての力を発揮できない。メンバー一人ひとりが、会員拡大活動を行うチームの一員である事への意識づけから始め、JCがどのような団体であるのかを問われた時に同じ答えをする。会員拡大にどう取り組んでいいのかわからないメンバーが多い今、まずは「皆で同じ事を発信する」事から始め、メンバー全員で取り組む気運を醸成したい。

会員拡大運動は、JCを知らない地域の青年経済人に対して、青年会議所が持つ魅力についてどれだけの熱意をもって伝えられるかにかかっている。青年会議所には、「個人の機会」、「地域の機会」、「国際の機会」、「ビジネスの機会」という4つの機会が与えられており、また、魅力的な人財が集う魅力ある組織である。

メンバー一人ひとりが、青年会議所によって得られる機会や魅力を考え抜き、熱意をもって伝える事を繰り返す会員拡大活動は、なぜ青年会議所に所属し、なぜ運動に取り組んでいるのかを考える機会を与えてくれる。そして、このプロセスは、JCの魅力を自覚する一歩に繋がり、自身のJCライフを更に実りあるものにする。

委員会は、LOM全体をチームと捉え、メンバーの得意分野を活かす、拡大のメソッド構築に向けて挑戦を繰り返してほしい。会員拡大は、多くの同世代の青年経済人と出会い、話が出来る機会を与えてくれる魅力ある活動である。多様な価値観に出会える一期一会の機会を楽しみながら会員拡大に邁進してもらいたい。

会員育成委員会

どのような組織でも人によって成り立っており、組織の進化には人の成長が不可欠である。私達の目的である「明るい豊かな社会」の実現に一歩でも近づける為には、つくしJCの進化が必要であり、そしてその実現にはメンバー一人ひとりの成長が必要不可欠である事を、まずは全メンバーが、自覚をしておかなければならない。

多様なメンバーが在籍し、多様な経験を積む事が出来るJCは、人生の学び舎と言われている。ただし、JCでの学びの機会は、JCがどのような組織であるのかを習得しなければ、その効果を十分に得る事は出来ない。つくしJCを理解するには、「JCのいろは」や、JCがどのような考えの下、なぜ運動を起こし続けているのかを学ぶと共に、私達が活動する筑紫地区がどのような地域であるのかを学ぶ事が必要である。こうした知識を得る事により、使命感や判断力が醸成され、筑紫地区の未来を切り拓くJAYCEEへと成長する事が出来る。

また、メンバーの多くは、それぞれの所属企業では経営側の人間が多く、JCの役割として経営者の育成が、会員を送り出してくれている企業が期待しているところではないだろうか。だからこそ私達は、日々を支えて頂いている方々への感謝の気持ちを持ち、会社に学びを持ち帰る覚悟を持って取り組む事が求められている。私達は、40歳で卒業をした後に、どのように活躍出来る人財になっているかを常に意識し、行動を起こさなければならない。今、目の前にある一つひとつの機会は、私達にとって成長のチャンスである。勿論、新たな事に取り組めば、様々な問題に直面するであろう。何か問題が発生した時、諦めずにその問題に向き合い、出来ない理由ではなく、出来る方法を考え抜き、思い切って実行をしてみよう。その経験を繰り返す事により、自身の判断軸を確固たるものへと磨き上げ、知識・見識を、強い実行力をもった胆識に変える事が出来るはずである。

知識と行動が一つになった、知行合一が実践できた時、私達は強い決断力と実行力を発揮する、説得力あるリーダーとして、送り出してくれた会社、そして社会に求められる存在に成長していけると信じている。

結びに

高度経済成長の時代から人口減少社会へ変化し、もはや量が拡大する社会ではなく、生活の質を求める社会へ移ろうとしている。足る事を知り、過剰な欲を持たない生き方は、現代社会を幸せに暮らす上で大切であるのかもしれない。

しかし、技術進歩による効率化が進む事により、「無駄」を嫌い、「欲」がそぎ落とされた社会は、一歩間違えば結果が明確でない事を避ける傾向が強まり、目の前の事、自分の事ばかりに汲々とした社会になりかねない。

個人や社会は、何かが不足している中で「もっと。もっと。」という向上心を持ち続ける事で、将来の夢や希望が生み出され、それが進化の原動力に繋がるのである。人の幸せは、「もっとこうしたい。」「こうなった方が楽しいのに。」と願う事から始まる。こんな時代だからこそ、私達青年は、50年後、100年後の夢を描き、新たな時代に社会を高みへ引き上げる「好機」を探し続け、運動を起こさなければならない。

私達は青年である。
だからこそ、「当たり前だ。」と言って思考を停止してはいけない。
人生は機の連続である。
だからこそ、目的を見失わず、時代の先駆者という気概を持って機会を掴もう。
私達に問われているのは「出来る。」「出来ない。」ではない。
一度しかないこの機会を活かす為に、どんな一歩を踏み出すかである。
未来の姿を夢に描き、その夢の実現に向けて、目の前の機会を積極的に活かし、勇気ある一歩を踏み出す事で、その先にある「新たな価値」へと変化を生む事が出来る。
それは、私達の人生を豊かにし、この社会を輝かしい未来に変えると信じている。

 

「活機応変」
~共に踏み出そう その一歩が未来を創る道となる~

 

基本方針

○JCブランドの確立
〇出席率向上を見据えた例会運営の構築
○郷土愛を育む人財育成運動
○輝けるまちづくり運動
〇郷土の魅力発信運動
〇全メンバーによる会員拡大運動の推進
〇次代を担うメンバーの育成
〇公益社団法人日本青年会議所への出向者支援
〇公益社団法人日本青年会議所の協働運動への参画
〇九州地区協議会への協力と出向者支援
〇福岡ブロック協議会への協力と出向者支援
〇各種大会への積極的な参画