このブログ記事は2014年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。
今回は、つくし青年会議所が活動しています筑紫地区(筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町)の中でも、筑紫野市で行われている観月会と天拝山について紹介したいと思います。
観月会は、毎年中秋の名月に時期に筑紫野市の天拝公園で行われているお祭りで、1934年から現在に至るまで79回開催されています。
特徴として、会場内にゴザが敷いてありテーブルが設置してあるため、
ゆったり座って地元の商工会のバザーや出店の食べ物を楽しむことができます。
更に舞台では地元の団体による舞踊、詩吟、和太鼓などの出し物が行われ、祭りの最後には花火が盛大に打ち上げられます。
また会場となっている天拝公園・天拝山は、かの菅原道真公が無実の罪を天に訴えるため、百日間紫藤の滝に打たれ身を清め七日七晩山頂にて祈りをささげた場所といわれ、この故事に習いこの山を天拝山と呼ぶようになったといわれています。
天拝山の麓には菅原道真公が自分自身を彫った像が御神体として祀られている御自作神社があり、また山腹には五十猛命(いそたけるのみこと)を祀った荒穂神社、そして山頂には道真公を祀った天拝神社があります。
天拝山は登山道も整備されており、標高も258mと低いことから様々な人たちが登山に訪れています。
昼に登山して筑紫野市の風景を楽しめ、夜には菅原道真公も眺めたであろう月を見て当時のことに思いを馳せることの出来る天拝山をぜひ訪れてみてください。