つくしブログ

万葉集より和歌紹介③〜秋の歌〜

このブログ記事は2016年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。


こんにちは。総務・例会運営委員会の日下部です。今日から彼岸入りとなります。

暦の上では立秋(8月上旬)から秋とされていますが、現在は気候もあり、秋分の日(お彼岸)が代名詞になっています。

さて、今回は秋に関する和歌を2首紹介します。筑前守・山上憶良の有名な歌です。

読み下し文) 「秋の野に咲きたる花を指折り かき数ふれば七草の花」 万葉集巻8・1537 山上憶良

 現代語訳 )秋の野に咲いている花々を指折り数えてみると七種の花がある。

読み下し文) 「萩の花尾花葛花撫子の花 女郎花また藤袴朝顔の花」 万葉集巻8・1538 山上憶良

 現代語訳 )秋の七草は、萩、ススキ、葛、撫子、おみなえし、藤袴、朝顔

七草というと春の七草が有名ですが、万葉集では秋の七草が有名です。和歌には、日本独特の繊細な表現方法がございます。萩の花尾花葛花〜の歌は、ただ植物の名前を順に記載しているだけのように見えます。しかし、この配置が絶妙な秋の風情を醸し出しています。

万葉集を学ぶことは、先人の想いを感じることに繋がります。当時の方々がどのように考え、何に美徳を感じていたのか。私たちは、より「日本」を知るべきであると思います。して、そこにある「心」を万葉集を通じて感じて頂ければと思います。

筑紫の魅力!!万葉集を今後もご紹介して参ります。

歌碑の場所:太宰府市落合公園(建設中の新体育館近くです)※歌碑は原文で揮毫されています

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