那珂川市の魅力を未来へ――マルサン醤油さんを訪問しました！ - 一般社団法人つくし青年会議所オフィシャルページ

那珂川市の魅力を100年後に残すために

まちづくり推進委員会では、那珂川市の魅力を100年後にも伝えたいという想いのもと、現在、那珂川市をテーマとした動画制作に取り組んでいます。

本日は、株式会社マルサン醤油醸造元さんを訪問し、取締役の勝野光代さんにインタビューをさせていただきました。

勝野さんは那珂川市で生まれ育ち、若い頃は都会に憧れたこともあったそうですが、年齢を重ねた今、この地の自然豊かで穏やかな環境に改めて魅力を感じていると語ってくださいました。

マルサン醤油さんももともとは福岡市にありましたが、良質な水を求めて那珂川市へ移転されたとのことです。勝野さんは、「自然と人の温かさがある那珂川市だからこそ、訪れる人たちもリラックスできる。水や川があることに感謝している」とお話しくださいました。

しかし、歴史の中には困難もありました。15、6年前には大雨による浸水被害で、車や機械、原材料すべてが失われ、廃業を考えたこともあったそうです。

それでも、祖父母や両親の働く姿を思い出し、「育った会社をこのまま失いたくない」という思いから、勝野さんはご両親に会社を継ぐ決意を伝え、今日まで会社を支えてこられました。

水の恵みを受けながらも、自然災害のリスクとも向き合い続ける勝野さんの姿勢に、強い意志と温かさを感じました。

那珂川市の未来について伺うと、勝野さんは「今の子どもたちに那珂川市っていいな、ここで子育てしたいなと思ってもらえるようなまちであってほしい」と、優しい眼差しで語ってくださいました。

那珂川市の豊かな自然に抱かれながら、明治43年創業の歴史を誇るマルサン醤油醸造元さん。
創業から100年以上にわたり、伝統の味を守り続けてきました。

マルサン醤油さんの最大の特徴は、那珂川の良質な水を活かした、まろやかで奥深い味わい。
福岡ならではの甘みを感じる醤油でありながら、塩分控えめで、素材の持ち味を引き立てる優しい味わいに仕上げられています。

使用する原材料にも強いこだわりを持ち、余計な添加物を極力排除。
「本当に安心して口にできるものを」という想いを大切に、ひとつひとつ丁寧に作られています。

食卓にそっと寄り添い、どんな料理にも自然に馴染むマルサン醤油の味は、地元のみならず遠方にもファンが多く、長年愛され続けています。

那珂川市の自然とともに育まれた本物の味。
マルサン醤油さんの醤油をぜひ一度味わってみてください。

なお、今回のインタビュー撮影中には、お店のシャッターが大きな音を立てて開くというハプニングも！思わず笑いが起きるなど、終始和やかな雰囲気で撮影を行うことができました。

ご協力いただいた勝野様、マルサン醤油の皆さま撮影にご協力いただき本当にありがとうございました。

引き続き、まちづくり推進委員会では、那珂川市の魅力を深く掘り下げ、未来へとつなぐ動画制作を進めてまいります！

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