本日、那珂川市にある福岡女子商業高校のキカクブの皆様と、つくし青年会議所のメンバーによるミーティングを行いました。
つくし青年会議所からは、まちづくり推進委員会の味酒委員長と、つくし魅力発信委員会の久良木副委員長が出席。9月6日に博多南駅前広場にて開催される『ARTiVERS2025なかがわ100年祭~市民が共創する郷土の祭典~』において、ステージ企画をキカクブの皆様と共に創り上げるご提案をさせていただきました。
ARTiVERSとは?
本事業は、2025年度のつくし青年会議所が掲げる運動テーマ「共創意識の醸成」を具現化する象徴的な取り組みです。
『ARTiVERS(アーティバース)』とは、「青少年との新たな文化の共創」をテーマに、アート=自然・歴史・人との調和と捉え、地域の人々が協力して新たな価値を創造していく活動です。
なかでも、那珂川市に暮らす青少年を主役に、郷土愛を醸成し、まちづくりの担い手となるきっかけを創ることが本事業の柱となります。
キカクブとの連携が生み出す、まちと若者の新たな関係
福岡女子商業高校のキカクブは、“生徒がすべてキカクする”をコンセプトに、多彩な企画を自ら考え、運営までを行う高校生主体の部活動です。その柔軟な発想力と実行力は、まさにARTiVERSが目指す「共創」の精神にふさわしい存在です。
今回のミーティングでは、キカクブの皆様によるステージ演出の企画・運営に向けたアイデアの共有や、まちづくり推進委員会が目指すビジョンの共有、つくし青年会議所や他の団体とキカクブ連携の可能性について意見交換を行いました。
キカクブの皆様は非常に前向きかつ熱意に溢れ、私たち大人も学ばされる場面が多く、希望に満ちた時間となりました。
青少年が郷土に誇りを持ち、市民とともに文化を創る
那珂川市は、都市化の進展と共に転入者が増加する一方で、旧来の住民との関係性や郷土愛の希薄化といった課題を抱えています。
こうした背景のなかで、青少年が地域文化を「つくる側」として関わり、また市民がそれを「受け取る側」として応援する。
その双方の共創意識が交わる瞬間こそが、ARTiVERSの本質であり、持続可能なまちづくりに必要な力です。
今後の展望
今後もキカクブの皆様と継続的にミーティングを重ね、ステージ演出だけでなく、那珂川の未来を彩る文化創出を共に目指していきます。
「誰かがやる」ではなく「私たちが創る」。
未来の那珂川を担う若者たちとの協働が、地域に新たな風を吹き込んでくれることを、私たちは心から楽しみにしています。
『ARTiVERS2025「なかがわ100年祭~市民が共創する郷土の祭典~」にどうぞご期待ください!