このブログ記事は2016年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。
こんにちは、小鳥居です。
青年会議所の理事会や例会などすべての会合において、セレモニーが行われますが、その中で基本的理念をメンバー全員で唱和する「JCI Creed唱和」というものがあります。これは、JCI(Junior Chamber International 国際青年会議所)の定款に示されている条項の1つでありますが、私たちはつくし青年会議所のメンバーであると同時に、公益社団法人日本青年会議所に所属しており、日本青年会議所はJCIに加盟している事から、私たちはJCI(Junior Chamber International 国際青年会議所)のメンバーである訳であります。よって、すべての会合にてこのJCI Creedを唱和しますが、今日はこの意味を紹介したいと思います。では、JCI Creedとはどういう言葉を唱和しているのかというと下記の言葉になります。
“The Creed of Junior Chamber International
We Believe;
That faith in God gives meaning and purpose to human life;That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;That economic justice can best be won by free men through free enterprise;That government should be of laws rather than of men;That earth’s great treasure lies in human personality;And That service to humanity is the best work of life”
実は、このJCI CreedはJCI(Junior Chamber International 国際青年会議所)の定款に示されている条項の1つである為、唱和する言葉は英語であります。その和訳は下記の通りとなります。
“我々はかく信じる;信仰は人生に意義と目的を与え人類の同胞愛は国家の主権を超越し正しい経済の発展は自由経済社会を通じて最もよく達成され政治は人によって左右されず法によって運営さるべきものであり人間の個性はこの世の至宝であり人類への奉仕が人生最善の仕事である”
以上が、和訳となりますが、少し難しいですね。そこで少し解説をしたいと思います。この言葉の冒頭に「我々はかく信じる」とありますが、ここでは6つの事を信じています。1つ目は「信仰」でありますが、ここでは宗教という意味の信仰ではなく、今まで信じてきた事、すなわち明るい豊かな社会を信じるという意味です。2つ目は「同胞愛」であり、JCメンバー同士で同じ信条や仲間意識をもっている事という意味です。3つ目は「自由経済」であり、いつでもしたい仕事でフェアな報酬をもらえる社会という意味です。4つ目は「法」であり、「法の下の平等」という意味で、ルールを守る事であります。5つ目は「人間の個性」であり、自分たちのアイディア、良いものをつくるという考えや他者を尊重する事であります。そして最後、6つ目は「奉仕」であり、見返りのない、あるとすれば、より良い明るい豊かな社会を意味しています。これが簡単な説明でありますが、やっぱり難しいですね。しかし、私たち青年会議所の仕事とは何なのかがこのJCI Creedに明確に記載されています。その私たちの仕事とは、ここに記載の通り「人類への奉仕」であります。
このJCI Creedがあるからこそ、私たちは人の為、地域の為、すなわち「他」や「公」の為に奉仕をしています。2016年度もこのJCI Creedに沿って、一生懸命奉仕をさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。