心が通じるコミュニケーションの大切さ

心が通じるコミュニケーションの大切さ

このブログ記事は2016年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。


こんにちは、小鳥居です。
現代において、情報化社会の進展により気軽にコミュニケーションが図れる便利な時代となりました。そして、スマートフォンやタブレットの普及により、人との連絡はインターネットを通して簡単にできるようになりました。確かに私も頻繁に使用しており、便利ではありますが、時には不便と思う事があります。それは、伝えたい感情や気持ちがなかなか伝わらない事であります。メールやラインで感情や気持ちを伝えるには、文字はもちろんの事、絵文字や顔文字という便利なものがありますが、実際に「複雑な気持ち」というものを抱く時があります。しかし、絵文字や顔文字はそれに適したものがなく、文字で伝えようとしても、伝えたい事とは別の意味で捉えられるケースもあります。そうなると、複雑なのは気持ちだけではなく、双方の関係も複雑になり、もっと事態は悪化します。こういう状況になると、電話だと少しの時間で解決するのにと思い、さらには会って話せばもっと少ない時間で解決すると思ってしまいますし、それが事実であります。きっとこのように思っているのは私だけではないと思っています。このように手軽に連絡がとれる事は、人と人との関わり自体を軽くし、他者とのコミュニケーションや団体行動が苦手な若者たちを生み出しているように感じとれます。当然、こうした環境下では社会で生きていく為に必要な社会性や倫理道徳観、生まれ育った地域への郷土愛や携わりを持った地域への愛着というものが養われていないように感じています。だからこそ、将来の筑紫地区の発展に貢献してくれる人を育てる為に、私たちが率先して教育を行う必要があると思います。

 

JCIマーク原本

私たちは2011年度より心を育む「つくし寺子屋事業」を展開してまいりました。その事業で構築してきた「つくし寺子屋5原則」と「礼節」・「自立」・「共助」・「郷土愛」・「感謝」の心を育む教育方針や教育精神をつくし青年会議所の誇りとして継承し、「つくし寺子屋教育」というブランドとプログラムを確立するきっかけとしたいと考えています。そんな中、この「つくし寺子屋教育」では5つの心を育む内容はもとより、一つの事を本気で真摯にやり遂げる事を通じて、今まで感じた事のないほどの充実感や達成感を生み出す内容にしたいと考えています。そして、この内容の教育を受ける事で、この筑紫地区に対して愛情と誇りを持つ事はもとより、積極的な「自立」と真剣な「共助」の心、また倫理道徳観、そして日本人として持つべき素晴らしい精神性(正直・感謝・思い遣り)に加え、「他」に対する気遣いや配慮ができる社会性豊かな人財の育成を目指したいと考えております。このような考えのもと、今までに構築してきた事業が、本年度は更なる進化を遂げる事を期待したいと思います。

つくし寺子屋5原則(縦書き)

 


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