このブログ記事は2016年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。
こんにちは、小鳥居です。
昨日のブログで、「私たち青年会議所は、日頃からすべての物事(企画)に意味を必ず持たせる癖を付ける事で、無意味な物事(企画)を排除する力を養っています。」と述べましたが、すべての物事(企画)に意味を持たせる為に大変重要な事があります。それは調査であります。調査を行う事は、今の現状を知る事であります。どのような問題があるのか、どのような状況にあるのか、これらを知る事に繋がります。調査を行わなずに新たな企画を行えば、「なんで?」という疑問が生まれますし、その企画は会議で潰される事にもなりかねません。昨日のブログで、「いつもは何も置かれていないテーブルに、ふと花が置かれていた際に、理由を尋ねても何の意味もないという返答があると、何故か気持ちの中でもどかしさが残る」という例を挙げましたが、私からすると「何の意味もない」という返答をする事は、このテーブルに花を置いた人は調査不足であると感じます。どういう事かというと、テーブルに花を置くという事は、本人からするとその環境が「殺風景だった」や「気分を入れ替えたい」などと自分では気付かない問題や状況があるにも関わらず、それに気付いていな為に「何の意味もない」と返答した事に繋がったと思います。
私たちが企画している地域発展の為に様々な人材育成事業やまちづくり事業も同じ事が言えると思いますが、調査結果をもとに問題の解決策や現状の改善点を把握する事によって、目的が定まり、何の為に企画した事業を行っているのかをきちんと説明する事が出来るようになるのであります。これが事業を構築する際に必要となる「事業実施に至る背景」となるのであります。しかしながら、時には「忙しい」や「面倒臭い」などと自分の都合を優先して調査を怠ってしまう事もあります。是非とも調査の重要性を忘れずに、すべての物事(企画)に意味を必ず持たせる癖を付けて欲しいものです。