つくしの魅力「曲水の宴(きょくすいのえん)」

つくしの魅力「曲水の宴(きょくすいのえん)」

このブログ記事は2014年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。


今回は、つくし青年会議所が活動しております筑紫地区(筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町)の魅力をお伝えします。この筑紫地区は、古来より美しい自然と豊かな文化、悠久の歴史を有する地域です。

今回のブログでは、筑紫地区の中より太宰府天満宮で執り行われました「曲水の宴」にスポットを当てて魅力をお伝えします。

 

皆さま、太宰府天満宮で執り行われる「曲水の宴」という神事はご存知でしょうか?

曲水の宴は、古代中国秦の時代、3月上巳に曲がった河のほとりに「觴(さかずき)」を流して、穢れを祓う儀式として行われたのが始まりとされております。

晋朝の時代、西暦353年3月3日、書で有名な王義之(おうぎし)が中国の浙江省会稽山陰の蘭亭に名士を集めて宴を催したのが、現在の形になったと伝えられています。

その時参会した41人の詩を集め、巻首に自ら序文を書いた「蘭亭序」は傑作と言われております。

日本では顕宗天皇元年(485年)3月上巳に宮廷の儀式として行われたのが初見(『日本書紀』)です。このように古くから宮中を中心に行われていたと伺い知ることができます。

太宰府では『天満宮安楽寺草創日記』に、天徳2年(958年)3月3日に大宰大弐小野好古が始める記されております。このことにちなみ、菅原道真公の御神霊をお慰めする神事として、また広く平安の世の風俗文化を今に再現する意をもちまして、昭和38年に復活されました。

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我がつくし青年会議所では毎年数名がこの神事に平安装束をまとい、参列しております。

今年は、第43代西高辻信宏理事長、杦本委員長、坂本委員が参列されました。

・西高辻理事長

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・杦本委員長

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・坂本委員

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ここに西高辻理事長の短歌を紹介させていただきます。

「梅が香に 主なしとて 咲く花の 想いを継ぎて 更に千年」

筑紫地区の発展を目指し、ひとづくりやまちづくり運動・活動に邁進したいと、熱い想いを持っておられる方、私たちの活動に興味がある、またこの自然豊かな場所において一緒に活動したいという方は、是非ともご連絡ください!心よりお待ちしております!

 

これからもこの地域の魅力をお伝えしますので、今後もどうぞお楽しみに!


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