このブログ記事は2016年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。
こんにちは。つくしの心教育委員会です。
今日は春日市について紹介させて頂きます。福岡市の南東に隣接し、福岡市のベッドタウンとして都市化を進めている春日市。その人口密度は福岡県で最も高く、いわゆる首都圏、近畿圏の都市を除けば那覇市に次いで第2位です。現在、人口は10万人を超えています。
その、春日市の由来を紹介します。
春日の地名は春日神社に由来します。「筑前続風土記」の「春日神社」の項には、「春日村にあり。村の名前も此神社あるによりて名つけたり」と書かれています。
社記によれば、39代天智天皇が、斉明天皇の皇太子として長津の宮にあるとき、この地に天児屋根命(あめのこやねのみこと)のヒモロギ(神が宿るところ)をおかれたのが始まりとされています。そして768年、大宰府の藤原氏が、天児屋根命を祭る大和(現在の奈良県)の春日大名神を、このヒモロギの地に迎えたのが、今日の春日神社の創建とされています。
春日(ハルヒ)をカスガと読むようになったのは、「ハルヒ(春日)がカスム」「春霞がカスム」という枕詞から、次第に地名のカスガにも掛かるとされ、春日をあてて使うようになったとされています。カスガの意味については、霞処(かすみが)や、神住所(カスカ)、砂れき地のことを指すなど諸説があるようです。
自分の住んでいる地域の由来ひとつとっても深い歴史が見えてきます。