第3回ラグビーフェスティバル

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つくしスポーツ振興計画「ラグビーが盛んなつくし地区」

2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ。その試合開催地の一つに福岡県が選ばれました。福岡県には、ラグビーの聖地「近鉄花園ラグビー場」で行われる全国高等学校ラグビーフットボール大会において、5度の全国優勝を誇る東福岡高校や、古豪で知られる福岡高校などが存在します。また、ラグビートップリーグ所属するコカ・コーラ レッドスパークスも福岡を本拠地として活動しており、福岡は”ラグビー強豪地区”としてのイメージが強い県と言えます。

我々、つくし青年会議所の活動エリアである筑紫地区では、全国高校選抜ラグビーフットボール大会へ5度の出場を誇る「筑紫高校」が知られています。また、中学生以下の少年ラグビーも非常に盛んな地域であり、各市町を本拠地とする少年ラグビーチームが5チーム活動しています。中でも、2010年の全国中学生ラグビー大会(スクール部門)で優勝、2015年の小学生のラグビー大会であるヒーローズカップにおいて優勝を果たした『つくしヤングラガーズ』(大野城市・創立1977年)や、2011年の全国中学生ラグビー大会(スクール部門)で優勝した『春日リトルラガーズ』(春日市・創立1980年)など、全国トップレベルの少年チームを抱える地域なのです。

つくし青年会議所では、「つくしスポーツ振興計画」と称して、筑紫地区4市1町(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町)にて、スポーツを通じたまちづくりを行っています。その活動の一環として、2013年より春日市の春日公園球技場にてラグビーフェスティバルを主催し、2015年4月19日には第3回目となる「つくしスポーツ振興計画~ラグビーフェスティバル2015~」が開催されました。

トップリーグのコカ・コーラ レッドスパークスによるラグビー教室と、筑紫地区に所属する少年ラグビーチーム5チームによる交流戦が行われたほか、新しい試みとして、ラグビー経験がなくても気軽にプレーできる「タグラグビー」の交流戦を行いました。ラグビー教室・交流戦ともに、熱気に満ちたプレーと活気あふれる声援で、グランド内もスタンドも大いに盛り上がりました。当日は、少年ラグビー関係者・一般参加者併せて約544名もの参加者が集まり、筑紫地区が「ラグビーが盛んなまち」であることを知って頂くことができました。

ラグビーワールドカップ2019日本大会を4年後に控え、ラグビーはこれから増々注目を集めます。本大会を通じて、筑紫地区の人々がラグビーを通して地域に愛着と誇りを抱き、ラグビーワールドカップ2019日本大会に筑紫地区がどう関わるかを考えることで、地域の魅力向上の意識を高めるきっかけにして頂きたいと考えております。

コカ・コーラレッドスパークスの選手たちと身近にふれあい迫力満点!

第1部では、コカ・コーラレッドスパークスの選手関係者の皆様と、福岡県ラグビーフットボール協会の方に来て頂き、ラグビー教室及びラグビー・タグラグビー体験の時間を作って頂きました。最後には、コカ・コーラレッドスパークスの選手たちによるデモプレーも見せて頂き、各所から歓声があがりました。

少年ラグビーチーム交流試合と一般参加者によるタグラグビー交流試合

第2部では、少年ラグビーチーム同士の交流試合と、一般参加者によるタグラグビーの交流試合を行いました。少年ラグビーチームの試合では、全国でもトップクラスのチーム同士ということもあり熱戦が繰り広げられました。一般参加者によるタグラグビーの交流試合では、少年ラグビーチームの熱気に引っ張られるように、子ども達だけでなく、保護者に皆さんも真剣に、そして楽しくプレーしていました。

春日公園球技場の歴史

春日市にある春日公園球技場は、1984年、アジアラグビーフットボール協会が主催するアジアラグビーフットボール大会(2008年より「アジア5カ国対抗」に移行)が開催されました。ラグビーアジア最強国を決定する国際大会を開催するにあたり、各国のナショナルチームが滞在し、多くのラグビーファンが訪れました。2015年のつくし青年会議所の広報誌「花」でもご紹介しております。

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