このブログ記事は2018年に投稿された内容です。つくし青年会議所は1年ごとに役職や活動内容が刷新されますので、この投稿の内容は最新のものではない可能性がございます。予めご了承下さい。
3月4日(日)に太宰府天満宮にて曲水の宴が開催されました。
『曲水の宴』とは、
平安時代の宮中行事を今に再現する禊祓(みそぎはらえ)の神事で、
十二単をまとった姫をはじめ平安装束に身をつつんだ参宴者は、曲水の庭の上流より流れてくる酒盃が自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただくという雅な神事です。
当日は、天気が悪い予報でしたが次第に晴れに替わり、そして23℃もある晴天の中開催されたわけですが、
本年、つくし青年会議所からは別府理事長・木下副委員長・清川委員の3名が参加されました。
曲水の庭に入庭する前に、天満宮社務所から小鳥居小路、そして参道から再び天満宮内へと行列となって行進して本殿に向かい、お祓いを受けます。
行列の先頭を進むのは衛師の木下副委員長と清川委員。
最初は緊張した面持ちでしたが、先頭を張って進む姿はとてもカッコよかったです。
福岡親善大使の方々もとてもきれいで、参道の応援に駆け付けた方々も写真や動画など沢山とり、とても賑わっていました。
諸官の別府理事長はとても似合っており、全く違和感がないくらいでした。
そして、
本殿にてお祓いをした後にいよいよ曲水の庭へ入庭。
まずは修祓の儀があり、そして神楽舞「飛梅の舞」
白拍子の舞があり、そしていよいよ盃の儀・和歌の朗詠が始まりました。
理事長がお詠みになった和歌は
『春霞 鳥の声する 梅林 流れる時を 盃に乗せ』
(はるかすみ とりのこえする うめばやし ながれるときを さかずきにのせ)
経済界で活躍されてる方や著名人などがご参加されている中に私たちが参加させて頂き、
またこの様な歴史ある、文化・神事に最前線で参加させて頂けるのも青年会議所の1つの面白い事、貴重な体験だなと思います。
このように時代が変わっても、こうして今では異次元とも感じれる時代の宴を体験できる、これまで受け継がれてきた事に対して物凄く感じました。
投稿者:常務理事 井筒